【感想】”HOPE” THE STAR CLUB ミニアルバム(2020.10.9)

2021-06-07


”HOPE” THE STAR CLUB

2020年10月9日にリリースされたTHE STAR CLUBの「HOPE」は、まさに今このタイミングで聴くのがベストなミニアルバムだと思う。
こんな状況がいつまで続くのか分からないけれど・・この曲たちを聴いていると、「いまTHE STAR CLUBと同じ時を生きてる」と実感できるのだ。

THE STAR CLUBの歌は、リリースされてから10年後、20年後に初めて聴いた人でも共感できる普遍的な歌詞が多いと思うが、今回の「HOPE」はリアルすぎる今を鋭いカッターで切り取ったコンセプトアルバムと言っても良いのではないだろうか。

“HOPE " THE STAR CLUBレビュー

1曲目の「THE END OF AN ERA」日本語にすると"時代の終わり"…で良いのかな..。
目を閉じると無限大に広がっていく世界…先も分からず不安定なのに居心地よくさえ思える

まだこれは終わりの始まりであり、やさしく奏でる音の始まり・・・
個人的に愛してやまない「KI.BA.KU.ZA.I」にも似たイメージが少しあるけど、「THE END OF AN ERA」の方が淡く明るいトーンの色が見える。
まだここでは希望を持っている、そんなふうに受け取れた。

2曲目の「TEENAGE GRAFFITI」からは「BLEACH ME」や「ONLY ONE-NIGHT STAND」に繋がっていくのを感じ、THE STAR CLUB HIKAGEさんという大木から枝葉に分かれていく曲たち..というイメージ
3曲目「TAKE BACK THE FUTURE」・・ほんとにそれでいいの?自分らしさ見失ってない?まだ間に合うぞ目を覚ませ、と問いかけられてる気がした
4曲目「BAD MODE」・・我慢してたけど、かなりヒートアップ。大多数の人が真面目に我慢してるよね?今の状況を
5曲目「CLUSTER」クラスター タイトルそのもの。我慢の限界。ここでほんとの沸点に達した。
6曲目「HOPE AND DESPAIR」希望と絶望 曲調からは絶望の色を強く感じたけれど、アルバムのタイトルはHOPE。どんなときも僅かな希望を失ったら全て終わり。
1曲目とのカラーバランスが絶妙で、6曲目から再び1曲目に戻りループする。

1枚のミニアルバムの中に「リアルな今」を切り取った、THE STAR CLUBを通してHIKAGEさんの見ている世界。 
そこにさらに聞き手のフィルターが思いっきりかかるわけだけど。

それは各自の自由。どう受け取ろうと、考えようと、すべて自由。

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追記

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「HOPE」インタビュー


Bollocks 052 (2020年11月30日発売)
HIKAGEさんのインタビュー記事掲載