THE STAR CLUB 2020.10.10 福岡 DRUM Be-1 ライブレポ
ザ・スタークラブのアルバム「思考殺人」を聴きながらこのレビューを書いている。
最新ミニアルバムHOPEの次に、いま聴くならこのアルバムだと個人的に思う..。
それはさておき….
コロナ禍ではあるけれど、2020年書き納めとしてスタークラブのライブのことを少しここに残しておくことにした。
これは最初に書いておかなくちゃいけないと思うのだけど、スタークラブのライブに行ったのは今回が初めて。
何度もライブに足を運んでいる人にとっては、このレビューはきっと何の役にも立たないし、価値がないものだろう。
求めているものは何も書かれていないと思う。すぐにページを閉じて欲しい..笑
しかしながら子どもの頃から熱心に聴いていたバンドのライブに、30年近く経ってから初めていく人もほとんどいないのではないだろうか..
そういう意味では、自分のブログの中にそっと記録しておくのも悪くないと思う。
スタークラブとの出会いは中学生くらいのころで、きっかけは全く覚えていない。
まわりにパンクを聴く友達もいなかったし、テレビでPVを見た記憶もない。
気づいたらアルバムを手にしていた。
中学生から見たら、CDジャケットにうつるメンバーの姿はイカツイ恰好してバンドやってるおじさん達。
これはディスっているわけではない。ひとまわり以上も年上だとそれが正直な感想。
ただ、スタークラブの音はとにかくかっこよくて、そこからイメージする世界観が好きで聴きまくっていた。
ライブでダイブしたりもみくちゃになってストレス発散したい欲が全くないし、メンバーにもあまり関心がなかったのでライブに行きたいというのがなかった。ファンの人も怖い人たちなんじゃないか・・・!?というのもあったし。
スタークラブは、1枚1枚のアルバムの完成度が高く、曲を聴いてるだけで十分満たされてしまうというのも大きい。
なぜ今回ライブに行こうと思ったのか…引き金になったのは無観客ライブ配信になると思う。
スタークラブのライブってこんな感じなんだ~とその時は軽い感じで見ていたのだけど、配信が終わってからじわじわと禁断症状のようなものが出始め、ライブの数日前にチケットを購入した。
振替のライブではあったけど、直前に運よくチケットが手に入った。
スタークラブの音楽は、麻薬のようなもの・・
ライブは、劇薬指定といっていいほど、危険な空間。
ライブ後は、血が出ない程度の細かい傷を全身に感じ、負傷したような感覚がしばらくあった。
自分の体では、2日連続ライブに行くなんてムリだと思う。耐えきれない。
大きなライブハウス会場で観客席とステージに距離はあったものの、すごく近く感じるような妙な錯覚があった。
メンバーを目の前にして、急に緊張感が出て手が冷たくなり血の気が引いた。
HIKAGEさんは、演者なのに観客と同じ位置にいるような、一緒に楽しんでいるような不思議な感じがした。
TORUxxxさんは….観客に向かってチップスターぶちまけてたよ・・・お菓子好きなの?笑
HIROSHIさんは、お客さんのほう見てくれてたし、ベース弾く姿がかっこよすぎて惚れたw指先が色っぽい。大人の魅力..
MASAさんのドラムめちゃくちゃ良かった。映像で見るより何百倍も迫力があった。
今までに体験したことのない爆音で、ほとんど記憶が残っていない。終盤はとくに1滴も飲んでないのに意識が薄い中、トリップしたような感覚があった。
(“ROCK POWER""BLEACH ME""ONLY ONE-NIGHT STAND"この3曲は聴いた気がするけど、違ってたらごめんなさい。でもやったと思う…!)
古い曲SOLID FIST,Rock’n Roll Rider,BLACKGUARD ANGELなども…
次はいつ行くか分からないけど・・・好きな曲がたくさん聴けたし、スタークラブをライブで見れたのが嬉しかった。